GT40Mark2 その1(’08・05・25)

今年の静岡ホビーショーも終わってしまいました。
いい刺激と余韻に浸ってましたが、
むくむくと制作意欲が湧いてきてます。

作りたいものは山ほど有るのですが、
まずはGT40から開始です。

選んだ理由は・・・・・

@S.E.Mの新年間テーマ「マッスルカー」にエントリーできる。(本来のマッスルカーではないけどまぁOKと言うことで)
AガルフGT40を作ろうと思って買った本(後述)に何故か肝心なものが載ってなくてこのクルマ(Mk2)が載ってた。
BKa-modelsのMk1用超絶ディティールアップキットを買ってしまったこともあり、それに繋がるクルマを作ろうということで。
Cだったら66年〜69年LeMans優勝のGT40を全部作ろうと・・・・・・あぁ言ってしまった。

どんだけ掛かるかは判りませんが、淡々と作っていきましょう。

まずは66年優勝のGT40Mark2#2を
フジミヒストリックレーシングカーシリーズで作っていきたいと思います。


多少前後しますが、「ガルフのGT40」を作ろうと思って、
amazonで取り寄せた本「SHELBY GT40」・・・・・・
GT40且つシェルビーが絡んでいた頃の記事が満載で、
その後活躍するガルフMark1については一言も触れていなかった・・・・・・・・

でも、詳細な写真が満載でMark2やMark4を作るのには良い参考書だとおもいますよ


まずは、車体の突起物で研ぎ出し時に邪魔になりそうなものを切り落とします。

あわよくば再利用を考えてますので、
デザインナイフの刃は新品に取り替え、慎重に切り落とします。

写真はゼッケン灯を切り落としているところ。


フロント周りです。
フロントフードの合い沿いはあまり良くありません。
フードを載せると上下に凸凹してますし、チリもガタガタ
貼付け後にパテで埋めてデザインナイフで彫り直します。

ランプカバーの隙も合ってませんでした。
ここは模型電動士さんのサイトに載っていた、
マスキングゾルを塗って、パテの固着を防ぐテクニックを使わせてもらって、
隙間を埋めました。


で、詳細な(余計とも言う)ディティールも知ってしまったことですので、
効果的なディティールアップでも・・・・・・・

ドア先端につく、雨よけだか風きり音防止の部分、
このクルマ(優勝した#2)は長さが延長されております。

プラ板を貼って再現しときました。


続いてリヤスポイラー
キットでは一体整形されてますが、実車は上下方向に調整できる、
独立した形状です。

ここの別体感を出すべくプラ板に置き換えます。

まずは、マスキングテープに輪郭を書き写し・・・・・


作ったのがこれ
調整用の長穴はピンバイスで上下を空けて、
その間をデザインナイフで切りつなぎました。

都合3枚作ってこれを採用


出来たところで本体側をバリバリ切り落とします。
その後表面を整えて


貼り付けるとこんな塩梅。
ウーンステキ♪

まだ、貼り付けるべきじゃない気もしますが、流し込み接着し既に手遅れです。


次は車体姿勢です。
このキット何も考えずに仮組みすると、相当前傾姿勢になります。

でも、このクルマの自分のイメージは
「リヤに載った超絶ハイトルクのエンジンでグイグイトラクションをかけて走る」であって、ヒップアップした軽そうなリヤではないんです。

自分の持っているイメージに近づけるべく
フロントは軽くフロントタイヤが隠れるくらいまで車高アップ。(+1.5mm)
リヤもタイヤが隠れるくらい下げたかったんだけど
思いっきり垂れ尻になってしまうので、そこそこ下げる感じで。(-1mm)

写真は上が加工前、下が加工後です。
色が違って判りにくいけど、如何なもんでしょう?


といった感じで今週はここまでです。

ボデーの下拵えも中途半端なので何とか整えて、来週中には塗装に入りたいです
黒色になるとディティールが潰れて写真にしたときに映えないんだろうなぁ・・・・・・・



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